無常のこの世を漂うわが身。一切を摂（おさ）めとる
浄土の本願思想。全ての川を受け入れる
海の如し。
本堂でお経が響く境内納骨堂。お経は私の
「帰る家」を告げる言葉。参拝して、安堵する
時間を味わってください。
仏縁を慶ぶ皆様との出あいを、楽しみにして
います。見学にお越し下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌

＜稱名寺納骨堂＞

　　納骨堂内

気が付けば今はもう、住みなれし人生の秋。
”秋の夕日に照る山もみじ”
紅葉いち枚また一枚、茜に染まり輝き散って、
錦おりなす生涯となす。
仏の大きな優しさに、摂（おさ）めとられた人生は、
解き放たれて転ぜられ、浄土の覚りの仏となる。

納骨壇は永代使用となっております。

建物は鉄筋コンクリートの二階建て　（コンパクトで簡素な立方体）
地震対策として、支持杭は地下３５ｍの岩盤まで到達。
四面に壁がある、一番丈夫な形です。

納骨壇の中

納骨壇正面

あかねに染まり　帰る家　
「迎える我が家」　かねて在り
万川帰する　海映え一味
西方浄土に　わが華ひらく

地球の歴史４６億年。海中にポツンと生まれた小さな命。環境の変化に、適応し、受け継ぎ続けた奇跡の連鎖。
その最後に続く祖父母・父母・私。さらに続け、子供・孫・曾孫。ささやか乍ら、可愛がられた祖父母に叔父・叔母。手間暇おしまず育てた父・母。
この身は常に、おおきな「願いと繋がり」の中にありました。

【稱名寺納骨堂・趣意書】

◎高齢で外出困難になったり、海外赴任等、特別な事情のある
　方は、稱名寺納骨堂にある我が家の納骨壇を遠隔からパソコ
　ンに映し出し、参拝できるよう便宜を図ることができます。

お荘厳は「生花一対」
地震のゆれに万全な
「ご遺骨収納鍵」
となっています。

納骨壇は、色がワインカラーで全２９６基、
　一階に１４８基、二階に１４８基設置され、
ゆったりとした堂内通路になっています。

納骨壇は、８体まで、
収納可能になっています。